FXで最も有名な移動平均線について初心者でも知っておくべき内容と分析時の注意点をまとめて説明

FXで最も有名な移動平均線について初心者でも知っておくべき内容だけにまとめて説明

よく株やFXについて調べていると出てくる「移動平均線」という言葉があると思いますが、みなさんはちゃんと移動平均線について理解しているでしょうか?

FXを始めようと思って色々勉強をし始めると必ず目にする言葉だと思います。

テクニカル分析やトレード手法などFXで勝ち続けるために必要な知識を身につけようと思ってるのであれば、最低限知っておくべき内容だと思います。

そこで今回は誰にでも分かるよう画像や例を使って移動平均線について説明したいと思います。

移動平均線について

移動平均線(Moving Average)はFXなどのトレードで最も多くの人が使っているインディケーターと言われており、よくMAなどと英語表記を略して使われたりしています。

移動平均線と言っても1つではなく、平均値の取り方によって何種類かあるのですが、多くのトレード手法や傾向を認識するものとして使われているものが「単純移動平均線」と「指数平滑移動平均線」になります。

単純移動平均線(Simple Moving Average)

単純移動平均線は英語表記を略してSMAなどと書かれていたりします。

求め方は簡単で、ローソク足の終値の平均値を線で繋げたものになります。

平均値を求める基準値がSMAのインディケーターを表示する際に設定する数値となり、例えば20を設定した場合は、直近20本のローソク足の終値の平均値を線で繋げたものになります。

例えば次の画像のようなチャートだった場合、1月20日のSMAの値は1月1日の終値から1月20日までの終値を足した合計を20で割った数値になるので、「988÷20=49.4」になります。
※ 十字の真ん中

移動平均線を求める例チャート1

そして翌日の1月21日になると、SMAの値は1月2日の終値から1月21日までの終値を足した合計を20で割った数値になるので、「1046÷20=52.3」になります。
※ 右側の十字の真ん中

移動平均線を求める例チャート2

このようにそれぞれの平均値を線で結んだものが設定値20の移動平均線となり、よく見る20日移動平均線(20SMA)です。

指数平滑移動平均線(Exponential Moving Average)

指数平滑移動平均線はEMAなどと略して書かれています。

EMAは、SMAが設定値すべての終値を平等に扱って計算するのに対し、設定値の始めから終わりにかけて少しずつ重み付けされた値として平均値を求めるものになります。

分かりやすい例でいうと、2SMAの場合は1本目と2本目のローソク足の終値が50だった場合、単純に「(50+50)÷2」で求められますが、2EMAだと1本目より2本目の終値の50の方が重要とみなさるため、「(50+51)÷2」のようなイメージになります。

ただし、上記はEMAをイメージしやすく説明しているだけになりますので、実際の計算式まで知りたい方は専門書や専門サイトなどを参考にしてみてください。

私はSMAにしろEMAにしろ自分でチャート上に計算して表示する訳ではないので、あくまでどうゆう違いがあるのかだけ把握していれば問題ないと思っています。

FXでよく使われる移動平均線(MA)についてまとめ

今回は単純移動平均線(SMA)と指数平滑移動平均線(EMA)について説明しました。

SMAもEMAもそれぞれ良さがありますし、設定値や利用する時間足によっても変わってくるので、どっちがいいとか正解はないと思います。

ただ私の使い方としては、“長期の傾向の参考にするのはSMA”“短期の勢いや傾向に参考にするのはEMA”かなと思っています。

理由として、例えばゴールデンクロスやデッドクロスをトレード手法の一つにする場合など、長期は安定した平均値を知る必要があるのでSMAにしておき、クロスのタイミングは早めに知りたいので短期をEMAにするというような感じです。

移動平均線はグランビルの法則で使われたりインディケーターで有名なMACDに使われたりと、世界で一番トレーダーに見られています。
他にもいくつものトレード手法やインディケーターのベースにもなっています。

移動平均線の使い方は人それぞれですが、これだけ多くのトレーダーに意識されているということは必ず今後のトレードの役に立つと思います。

今回説明したくらいの認識で十分だと思いますので参考にしてもらえればと思います。

移動平均線を使ったチャート分析でやりがちなミスと注意点

これは移動平均線自体の説明ではありませんが、これから移動平均線を使ったチャート分析をしようと思っている人に先に伝えておきたい、移動平均線のチャート分析でよくある分析ミスを一例あげようと思います。

移動平均線はその時点のローソク足が確定してはじめて進む

何を当たり前のことを偉そうにと思った人もいるかと思いますが、これが分析時によくあるミスの理由になります。

それでは分かりやすいチャート例を挙げます。

次のような過去チャートと移動平均線があったとします。

移動平均線での反発確認チャート画像

このチャートを見てみると赤丸地点で移動平均線が意識されて値動きに勢いがついたように見えるため、これを“移動平均線にタッチしたことで反発した”と判断し、それであれば赤の水平ラインからエントリーするのがいいと決めたとします。

それでは一旦ローソク足をこの赤丸地点付近まで戻してみたいと思います。

移動平均線へのタッチ確認チャート画像1
移動平均線へのタッチ確認チャート画像2

分かりますでしょうか?

一枚目が先ほどの“移動平均線へのタッチと判断した後、理想のエントリーライン”に決めたローソク足の確定時点になります。

そして二枚目が“分析時に移動平均線にタッチしたと判断できた”ローソク足の確定時点になります。

こうやってチャート画像を見ると分かりやすいかと思いますが、これが先ほど説明した“移動平均線はローソク足が確定してはじめて進む”ということです。

つまり出来上がったチャートで移動平均線へのタッチや乖離具合を確認する際は、そのローソク足の垂直上に存在する移動平均線との位置で見ていないと、“実際に動いているチャートで再現するときには分析時に思い描いていたトレードはできない”ということです。

出来上がったチャートを分析しているときは赤丸地点でタッチと判断できるからエントリーは赤の水平ラインからにしようと思っていても、実際に動いているチャートで再現しようとしたときの移動平均線へのタッチと判断できた時には青の水平ラインまでローソク足が進んでいるためエントリーが全然遅いことになるということです。

このように移動平均線のチャート分析をしていると、まるでタッチして反発したように見える箇所がいくつも出てきますが、実際はそのタッチしたと判断できる箇所の垂直上までしか移動平均線は確定していません。

なので分析時は“ローソク足の確定と同時にその垂直上までしか移動平均線も確定していない”ことを忘れないようにすると、ちゃんと再現性のある移動平均線を使ったチャート分析ができると思います。

ちなみに私が使っているFX検証ソフトは実際の過去データを使ったFXチャートの分析や検証だけでなく、ローソク足の巻き戻しなども簡単にできるのでおすすめです。

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2020年11月24日