久しぶりに検証ソフトの使い方を記事にしたいと思ったピッピですd(o^v^o)b
さっそくですがFXのトレード手法を磨くために、過去検証は欠かせません。
しかし、「毎回同じ検証をやり直すのが面倒」、「異なる手法を比較したいのに管理が大変」と感じたことはありませんか?
そんな悩みを解決するのが、フォレックステスターの「プロジェクト機能」です。
この機能を使えば過去検証の進捗を保存し、いつでも再開可能です。
さらに、複数のトレード手法を管理しながら効率的にトレード分析を進めることもできます。
本記事では、プロジェクト機能の基本的な使い方から、検証をスムーズに進めるテクニックまで詳しく解説します。
フォレックステスターを最大限に活用し、効率的にトレードスキルを磨いていきましょー!
記事の目次
フォレックステスターのプロジェクト機能とは?基本概要を解説
フォレックステスターのプロジェクト機能とは、過去検証を効率的に管理し、途中で中断してもすぐに再開できる便利な機能です。
通常、フォレックステスターでの検証は一度閉じると進行状況がリセットされてしまいます。
しかし、プロジェクト機能を活用すればエントリーや決済履歴、チャート設定、インジケーターの配置などをそのまま保存でき、次回の検証をスムーズに再開できます。
例えば、「トレンドフォロー戦略の検証」「レンジ相場でのエントリー検証」など、異なるトレード手法ごとにプロジェクトを保存しておけば、後から比較・分析がしやすくなります。
また、同じデータを使って異なる手法をテストする際にも、プロジェクトごとに管理できるため作業の効率が飛躍的に向上します。
このように、プロジェクト機能を活用することで、トレード手法の精度を高めながら、無駄な時間を省き、より効率的に過去検証を進めることが可能になります。
フォレックステスターのプロジェクト機能の基本的な使い方
それでは基本的な操作で、プロジェクト作成から保存、再利用の方法を説明します。
プロジェクトの新規作成手順
メニューの「ホーム」画面上部にある「新規プロジェクト」をクリックすることでプロジェクト作成ダイアログが表示されます。
あとはダイアログに従ってプロジェクト毎の通過ペアや過去検証期間などを設定していくだけになります。
主なプロジェクト設定項目 | |
プロジェクト名 | トレード手法名や検証名など何でもかまいません。 |
初期証拠金 | 検証トレードに使う証拠金。 |
通過ペア | 過去検証をしたい通貨ペア。 |
検証期間 | 利用可能なヒストリカルデータの期間内なら開始から終了まで好きに設定できます。 |
タイムゾーン | チャートに表示される時間。日本時間やニューヨーク時間など。 |
その他 | チャートの巻き戻し機能を制限したりできます。 |
プロジェクトの作成が終われば、あとはトレード手法の検証を始めてもいいですし、過去データを使って分析から始めるのも自由です( •⌄• )◞
プロジェクトの保存方法
プロジェクトの保存はほぼワンクリックみたいなものです。
「ホーム」画面上部にある「プロジェクトメニュー」をクリックすることで、プロジェクトメニューリストが表示されるので、その中から「プロジェクトの保存」をクリックすれば完了です。
プロジェクト作成時に決めたプロジェクト名で保存されます。因みに、保存したプロジェクトは、先程と同じプロジェクトメニューから「プロジェクトを開く」を選択すると下記のように保存済みのプロジェクトを一覧で確認することもできます。
私の作成したプロジェクト名「サンプルプロジェクト」が確認できます。
プロジェクトの再開手順
プロジェクトの再開手順はもう分かりますね( •̤ᴗ•̤ )
先ほどはプロジェクトを開いた状態で行いましたが、プロジェクトを閉じた状態からでも同じで、プロジェクトメニューから「プロジェクトを開く」を選択して、再開したいプロジェクト名を選択すれば再開可能です。
プロジェクト管理を活用!効率的にトレード分析を進める方法
ここからはプロジェクトの操作方法ではなく、プロジェクト管理のテクニックを使うことで効率的にトレード分析を行える方法を紹介します。
ある手法の検証中に別の傾向が見つかった場合
これはトレード検証あるあるだと思うのですが、あるトレード手法の検証をしている最中に、思いがけず検証手法とは別のチャート傾向が見つかることがよくあります( ゚д゚)ハッ!
ですが当然決めたトレード手法の検証中にルール外のトレードをするのはご法度です!
こんな時に使えるのが「プロジェクトとして保存」機能です。
先程のプロジェクトメニューを見てもらうと分かりますが、「プロジェクトを保存」とは別に「プロジェクトとして保存」というメニュー項目があります。
「プロジェクトとして保存」機能は、その状態のプロジェクトを既存のプロジェクトとは別名で保存できる機能になるので、この例のように検証途中であっても別名で保存しておけば、検証が終わり次第、その状態から再開できます。
そうすれば次回も新規プロジェクトの作成からではなく、すぐに新しいチャート傾向を分析から検証まで始められるというわけですo(。>ᴗ<。)o︎
過去データの分析から新たな傾向を探したい場合
トレード手法を確立させるまでの流れとして、まず過去チャートの分析から入ると思います。
それは自分で気づいたチャート傾向であっても、SNSやYoutubeなどから知った手法でも同じだと思います。
ですが、その度に過去チャートをプロジェクト作成していては面倒くさくてかないません(´•̥ ω •̥` )
そこで私が取っている方法が、〝先に過去の5年から10年単位での過去チャートを分析用としてプロジェクト保存しておく〟という方法になります。
例えば次のようにプロジェクトを作成しておきます。
過去データとプロジェクト名の紐づけ | |
2000年1月1日~2005年12月31日 | 分析用_20000101-20051231(5年分)_USDJPY |
2006年1月1日~2010年12月31日 | 分析用_20060101-200101231(5年分)_USDJPY |
2011年1月1日~2015年12月31日 | 分析用_20110101-20151231(5年分)_USDJPY |
2000年1月1日~2010年12月31日 | 分析用_20000101-20101231(10年分)_USDJPY |
2011年1月1日~2020年12月31日 | 分析用_20110101-20201231(10年分)_USDJPY |
私はチャートのデザインも普段使っているトレードソフトのMetaTraderに寄せていたり、使うインジケーターも固定しているので、この辺も反映させた状態で各プロジェクトを保存しています。
こうしておけばどんなタイミングで過去チャートを分析したくなっても、すぐにデータ期間やチャートデザイン、インジケーターまで設定された状態を用意できます。
そして分析中にメモやインジケーターを変更したり、色々ラインを引いたりした場合は、先程紹介した方法でプロジェクトを別名で保存すれば、簡単に新しいトレード手法専用の過去チャートプロジェクトが出来あがるというわけです(๑`・ᴗ・´๑)
フォレックステスターのプロジェクト機能を駆使して検証を最適化しよう
いかがだったでしょうか?
フォレックステスターのプロジェクト機能をうまく活用すれば、過去検証の効率と精度を大幅に向上させることができます。
一気にやるとなるとどうしても面倒に感じてしまう過去分析や検証作業も、進捗を保存でき必要なときに再開できれば時間を無駄にせず、トレード手法の検証を継続的に行うことができると思います。
また、異なる手法を比較検証したり、特定のパターンを掘り下げたりする際にもプロジェクトごとにデータを整理することで、分析の質が向上します。
さらに、過去の検証結果を参考に新たなトレードアイデアを発見することも可能です。本記事で紹介した〝プロジェクトの基本操作〟や〝効率的な管理テクニック〟を実践すれば、検証作業がスムーズになり、実戦で活かせるトレード戦略をより確実に構築できるでしょう。
フォレックステスターのプロジェクト機能を駆使して、あなたのトレード検証を最適化していきましょう( •⌄• )◞
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