ForexTester4を使っていつでもすぐに分析できるチャート環境の作り方

ForexTester4を使っていつでもすぐに分析できるチャート環境の作り方

FXで安定して勝ち続けていくには必ず過去検証が必須と思っているピッピです。

ただ、過去検証はまず“過去検証する手法を見つけること”が前提にあり、この手法を見つける作業が分析にあたります。

今回はForexTester4を使っていつでも簡単に過去分析を始められる環境を作る方法を紹介したいと思います。

FXの過去分析環境を作るのは意外とめんどくさい

過去分析なら毎日、毎週、毎月やっているよという人は多いと思います。

週単位や月単位で出来上がっていくチャートを分析したり、自分のトレード履歴を見直すことも十分な過去分析になります。

MT4の過去データでは手法を見つけれるほど期間を遡れない

普段リアルトレードに使っているMT4などの有名なトレーディングソフトを過去分析に使っている人も多いと思います。

実際私も直近のトレードの見直しなどにはMT4を使っています。

しかし新しいトレード手法の値動きパターンやルールを見つけるくらいになるとMT4では足りません。

MT4の場合4時間足くらいまでなら直近の過去一年分くらいは遡って表示できますが、見る時間足を短くするだけ遡れるデータ期間が短くなってしまいます。

例えば5分足であれば2021年4月25日からだと2020年6月2日までと一年分も遡れなくなってしまいます。

一応MT4の機能でヒストリカルデータ(過去データ)の期間を指定した日付まで遡ってダウンロードすることもできますが、正直データが荒く、飛んでいる時間があったり実際の値動きと違っている場合もあったりするため、これから自分のお金を賭ける手法を探すために使うデータの信憑性としては使い物にならないと私は思っています。

分析期間のデータは検証より長い期間が必要

過去検証について人にもよるとは思いますが、個人的にはそんな長い期間必要ないと思っています。

その手法の出現頻度にもよりますが、大事なのは“信用できる勝率を計測できる回数”であって、期間ではないからです。

例えば移動平均線のクロスによるトレード手法の過去検証なら、時間足によってはかなり出現するため数ヶ月でも数十回のトレード検証ができるので、それをわざわざ一年以上も同じことをやる意味はないと思うからです。

移動平均線のクロスでトレードしたら本当に勝てるのか検証してみた

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2021年1月30日

しかし、過去分析は違います。

直近の値動きから見つけたパターンがあったとしても、それが“手法として使えるくらいパターン化しているか”“出現頻度はどのくらいか”“その値動きパターンが出現した後どうなるのか”など色々見ていかなければいけません。

そしてそのパターンは長い期間出現していればいるだけ信用性は高くなり、より強力な優位性となるのです。

だからこそ、過去分析のデータは遡れる期間が長いだけパターンを見つけやすく、より強力な優位性ともなるのです。

ForexTester4を使った分析用過去データを簡単に用意しておく方法

これまでFXの過去検証ソフトで無料のものから有料のものまで使ってきた私が一番使い勝手がよく、データの信用性も高いと思うソフトがForexTesterになります。

他のソフトでも似たような環境は作れると思いますが、今回はForexTester4での過去分析環境構築の方法を紹介したいと思います。

トレード履歴のない分析用の過去チャートを作っておく

ForexTesterやThink Trader、他にも過去検証ソフトは色々ありますが、過去検証ソフトだからと言って過去検証以外に使えないかというと、そうではありません。

MT4やTradingViewといったトレーディング用ソフトと違って、過去データは可能な限り遡れます。

しかも検証用過去データになるので、その値動きは過去のチャートの値動きのままです。

今回ご紹介するのは、この過去検証ソフトのデータを使って、過去分析用チャートを用意しておくというものになります。

今回は2018年1月〜2020年12月までの三年間の過去チャートを作りますが、それ以外のパターンも作ることができます。

これをしておくことで、いつでも起動と同時に読み込むだけですぐに分析できる環境が整うわけです。

ForexTester4で分析用過去チャートを作る手順

それでは2018年から2020年までの分析用過去チャートを用意したいと思います。

まずForexTester4を起動し、プロジェクトから「新規プロジェクト」を選択し、プロジェクト名に分かりやすい名前をつけます。
私は今回は「GBPJPY-2018-2020-分析用」としました。

過去分析用チャート準備1

次に分析用データとして用意したい通貨ペアを選択し(私はGBPJPY)、テスト期間を2018/01/01~2020/12/31に設定します。
今用意している過去チャートは検証用としてトレードするわけではないので、テストクオリティにティックデータは選択しなくてもいいと思います。

過去分析用チャート準備2

次にタイムゾーンを設定し、テスト開始時間を2020/11/13くらいにします。
実際にテスト(検証)するわけではないのでなるべくテスト期間の終了日に近い日付がいいと思いますが、私は少しだけ手前に設定しました。
後は「次へ」をクリックするとテストが開始された状態でプロジェクトが開始されます。

過去分析用チャート準備3

次に、自分の分析用チャートのベースとして残しておきたいだけの設定を行います。
私の場合はローソク足の色や複数の時間足、インディケーターは移動平均線くらいが分析のベースになるので、これらだけ設定します。

補足説明
この後テスト期間の最後までチャートを早送りしますが、その際にインディケーターを設定していると動作が少し重たくなってしまいます。
そのため、テスト期間が終了したあとインディケーターを設定するのが望ましいです。
過去分析用チャート準備4

それでは一番大きな足(私の場合は日足)でテスト期間が終了するまでチャートを早送りします。
テスト期間を2020/12/31に設定したはずなんですが、なぜか2020/11/23までしか進められませんのでまぁよしとします。

過去分析用チャート準備5

ここまで分析に使いたい過去チャートの設定が終わりましたら、後ははこれを改めて分析用プロジェクトとして保存します。
メニューのプロジェクトから「プロジェクトとして保存」を選択し、先程と同じプロジェクト名をつけてください。
私の場合は「GBPJPY-2018-2020-分析用」になります。

過去分析用チャート準備6

ここまでの作業で、今後すぐに過去分析できるチャート環境が整いました。
あとは、また過去分析したいタイミングでForexTesterを起動しメニューの「プロジェクト」から「プロジェクトを開く」を選択し、先程保存したプロジェクト名を選択するといつでも分析用の過去チャートを用意することができます。

過去分析用チャート準備7

私は今回と同じ手順で2018年、2019年などの一年バージョンや五年バージョンなども用意しています。

このチャートは何のトレード履歴やラインも引かれていない純粋な過去チャートになるので、今後色んな値動きを見つける場合に使えます。

あとはこのチャートにライントやインディケーターを設定して分析することで新たなトレード手法を見つけることができます。

気をつけたいポイント
分析記録も今回のように保存しておきたい場合が多々あると思いますが、その際はこのプロジェクトを上書きするんではなく、今回のように新たに「分析結果用」のプロジェクトとして保存するようにしてください。

ForexTester4を使っていつでもすぐに分析できるチャート環境の作り方まとめ

FXのチャート分析や過去検証は大切と分かっていてもめんどくさいものです。

好きな人にとっては苦ではありませんが、時間もかかりますし毎回そんな簡単に新しい手法が見つかるとも限りません。

だからこそ、この記事でも書いたように少しでも分析や過去検証を簡単にいつでもできるように環境を作っておくことも大切だと思います。

専業トレーダーやずっと勝ち続けているトレーダーに取っては、トレードより長い時間行う作業が過去分析や検証になります。

私も含め、みなさんがもっと安定してFXで利益を出し続けられるのに少しでも役立てればと思います。

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ForexTesterで過去検証に必要なヒストリカルデータをダウンロードしたら自動更新をキャンセル

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2020年11月24日