皆さん、こんにちはピッピです(´ω`)
FXの手法を自分で検証しようと思ったとき、多くの人が最初に悩むのが「検証ソフトに数万円を払って大丈夫か」という点です。買ったあとに開発が止まったら、データも更新されず、OSのアップデートで動かなくなるかもしれない。しかもフォレックステスターには FT5・FT6・Online 版と複数の製品があり、どれを買えばいいのかも分かりにくい。
結論を先に書きます。フォレックステスター(ForexTester)は、2006年の提供開始から20年近く、今も現役で機能追加と修正が続いている検証ツールです。デスクトップ版は6世代のバージョンを重ね、2026年も Online 版がほぼ毎月更新されています。継続して保守と開発が続いてきたからこそ、今の機能の充実と安定があります。「開発が止まって使えなくなる」という不安が最も小さいツールの一つだと言い切れます。
この記事では、機能の細かい使い方ではなく、開発元の歩み・更新の実績・日本でのサポート体制という「長く使えるかどうか」の観点から、フォレックステスターをおすすめする理由をまとめます。最後に、FT5・FT6・Online 版を用途と環境別にどう選ぶかも整理しました。
フォレックステスターを選ぶ8つの根拠
先に根拠を一覧にしておきます。どれも公式サイトや公開情報で確認できるものだけを載せています。
| 根拠 | 内容 |
|---|---|
| 提供開始 | 2006年から提供(公式の日本語アカウントの案内) |
| 世代数 | デスクトップ版は FT1〜FT6 の6世代 |
| 最新デスクトップ版 | FT6(2023年11月30日提供開始) |
| Online 版 | 2024年に提供開始。ブラウザで動き、Mac・スマホでも使える |
| 2026年の更新 | Online 版は1〜10月で9回の更新(公式の更新履歴) |
| 旧版ユーザーへの対応 | FT5 などの旧ライセンス保有者が FT6 を無償で受け取れる実績 |
| 日本での体制 | 2022年2月から株式会社イードが正規日本代理店 |
| 第三者評価 | Trustpilot(英国版)で TrustScore 4.1、レビュー114件(2026年10月時点) |
「2006年から20年近く、2026年も月1回ペースで機能追加と修正が続いている」。この一行が、私がフォレックステスターをおすすめする一番の理由です。

保守が続いているツールほど機能が充実し不具合が減る3つの理由
私が検証ツールで一番重視するのは、「提供開始から今まで、機能追加と修正が途切れずに続いているか」です。今のフォレックステスターの機能の充実と安定は、ForexTester社が20年近く保守と開発を続けてきた結果です。理由は3つあります。
理由1:機能は更新の積み重ねで増えていく
検証ソフトの機能は、最初から全部そろっているわけではありません。Anchored VWAP や Footprint のようなインジケーター、決済分析、カスタム時間足といった機能は、2026年のリリースで1つずつ追加されたものです。更新が続いているツールは、使っているあいだに機能が増えていきます。更新が止まったソフトは、買った日の機能が上限です。
理由2:不具合は使われ、直され続けることで減っていく
ソフトの不具合は、多くの人が使い、報告が集まり、修正が重ねられることで減っていきます。フォレックステスターは2006年から使われ続け、2026年の更新履歴にも毎回のように不具合修正が含まれています。長く使われて直され続けてきたツールだからこそ、検証の最中に止まったり数字が狂ったりする心配が小さい。
理由3:データ配信と新しい環境への対応が続くから、何年先も同じツールで検証できる
検証ソフトは、過去の価格データがあって初めて意味を持ちます。データの配信が止まれば直近の相場で手法を確かめられませんし、新しい OS やブラウザに対応しなければソフト自体が動かなくなります。手法の検証は一度で終わらず、相場が変われば検証し直し、新しい手法を思いつけばまた検証する作業です。だからこそ、開発元が今も動いていて、5年後、10年後も同じツールで続けられることが、結果的に一番効いてきます。データ更新の考え方は、こちらの記事で詳しく書いています。
継続年数と用途で見た主な検証ツール
他の検証手段も、継続性と用途の軸で並べておきます。どれが優れているという話ではなく、向いている用途が違います。
| ツール | 提供の歴史 | 主な用途 |
|---|---|---|
| フォレックステスター | 2006年から提供。デスクトップ版は6世代 | 裁量トレードの過去検証に特化 |
| MT4/MT5 ストラテジーテスター | 取引プラットフォームの一機能 | EA(自動売買)のテストが中心 |
| TradingView リプレイ | 汎用チャートサービスの一機能 | チャートを巻き戻して手動で確認 |
| FX Replay | 2022年10月から(同社の沿革) | ブラウザで裁量リプレイ |
MT4/MT5 や TradingView は、取引やチャート分析のための大きなプラットフォームで、検証はその一部の機能です。フォレックステスターは検証専用ツールとして2006年から続いてきた点が違います。MT4/MT5 との違いは、こちらの比較記事で詳しく解説しています。
ForexTester社と製品の歩み|2006年から6世代の年表
フォレックステスターを開発しているのは Forex Tester Software Inc. です。会社概要では2010年設立と書かれており、公式の日本語アカウントでは「2006年から提供」と案内されています。製品の提供開始と法人の設立の時期が違うと考えられますが、公式に明確な説明はありません。どちらにしても、20年近くにわたって同じ製品を出し続けていることに変わりはありません。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2006年 | 製品の提供開始(公式の日本語アカウントの案内) |
| 2000年代後半〜2010年代 | FT1〜FT4 まで、十数年かけてバージョンを重ねる |
| 2021年 | Forex Tester 5 リリース |
| 2022年2月 | 株式会社イードが正規日本代理店として運営開始 |
| 2023年11月30日 | Forex Tester 6 の提供開始 |
| 2024年 | Forex Tester Online の提供開始 |
| 2026年10月 | Online 版に無料で試せる枠を導入 |

旧版ユーザーを切り捨てなかった FT6 への移行
安心感という意味で注目したいのが、FT6 が出たときの対応です。運営元はレビューサイトへの返信で、FT5 などの旧ライセンス保有者は FT6 を無償で受け取れると説明しています。新バージョンが出るたびに買い直しを迫られる製品もある中で、既存ユーザーを大事にする姿勢がはっきり出ています。
2024年のForexTester Onlineが変えた3つのこと
2024年に始まった Forex Tester Online(FTO)は、フォレックステスターの使い方を大きく広げました。変わった点は3つです。
変化1:Mac とスマホでも使えるようになった
デスクトップ版は Windows 向けです。Online 版はブラウザで動くので、インターネットにつながっていれば Mac でもスマホでも検証できます。逆に言えば、Online 版は常にネット接続が必要です。「Mac しか持っていないから使えない」という壁がなくなったのは大きな変化です。
変化2:インストールとデータ管理がいらない
クラウド型なので、ソフトのインストールやヒストリカルデータの取り込みをしなくて済みます。公式は、20年以上の過去データを使えると案内しています。

変化3:無料で試せる枠が導入された
2026年10月15日の更新で、Online 版に無料で試せる枠が導入されました。無料でどこまでできるかは今後変わる可能性があるので、公式サイトで最新の内容を確認してください。
一方で、Online 版はまだ発展途中の製品です。第三者のレビューには、デスクトップ版の機能がすべてそろっているわけではないという指摘もあります。それでも、次の章で見るように更新のペースは非常に速く、開発の軸足が Online 版に移りつつあることがはっきり分かります。
2026年は10か月で9回更新|Online版の更新実績
「今も開発が止まっていない」ことを一番分かりやすく示すのが、公式の更新履歴です。Online 版の2026年の更新を並べると、次のようになります。
| 公開日 | リリース | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2026年1月29日 | 27th FTO Release | Exit Analyzer(決済分析)、損益チャート、夏時間対応のタイムゾーン、4チャートレイアウト |
| 2026年2月24日 | 28th FTO Release | 注文時のトレーリングストップ、平均トレード指標、インジケーター4種 |
| 2026年4月7日 | 29th FTO Release | Anchored VWAP、Auto Breakeven(自動建値)、ICT Daily Levels、Swing High/Low |
| 2026年5月11日 | 30th FTO Release | チャートの安定性・性能改善、インジケーター追加、シャープレシオ・ソルティノレシオ |
| 2026年6月18日 | 31st FTO Release | チャート性能改善、Opening Gaps インジケーター、Smart Lot、テスト時の不具合修正 |
| 2026年7月15日 | 32nd FTO Release | CME 先物のバックテスト、カスタム時間足、Footprint インジケーター |
| 2026年8月18日 | 33rd FTO Release | インジケーター多数、先物・プロップトレード向け機能、API 追加、多数の修正 |
| 2026年9月10日 | 34th FTO Release | マルチ通貨口座対応、インジケーター8種追加、描画ツール改善 |
| 2026年10月15日 | 35th FTO Release | 無料枠の導入、分析機能の拡充、描画ツール32種、モバイル改善 |
1〜10月の10か月で9回。3月を除いて毎月新しいリリースが出ています。リリース番号は35回目まで進んでおり、2024年の提供開始から着実に積み上げてきたことが分かります。

なお、デスクトップ版(FT6)の更新履歴は公式に一覧として公開されていません。ここで示した月1回の更新実績は、あくまで Online 版のものです。ただ、開発元として毎月リリースを出し続けている事実は、会社として検証ツールの開発に本気で取り組み続けていることの裏付けになります。
日本語環境とサポート|2022年から正規日本代理店
海外製ソフトで不安になりやすいのが、日本語で使えるか、困ったときに相談できるかです。フォレックステスターはこの点も整っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日本語の公式サイト | 公式サイトに日本語ページがある |
| 正規日本代理店 | 株式会社イード(2022年2月1日に運営開始を発表) |
| 日本語の情報発信 | 日本語の公式 X アカウント(@forextester_jp) |
| 問い合わせ | 公式のサポートページに問い合わせ先の案内がある |
株式会社イードは、2022年2月1日のプレスリリースで販売代理事業を取得し、正規日本代理店として運営を始めたと発表しています。海外の開発元と直接やり取りしなくても、日本の会社を窓口に購入できるのは、初めて検証ソフトを買う人にとって大きな安心材料です。

FT5・FT6・Online版はどれを選ぶ?用途と環境別の選び方
ここからは「どれを買えばいいか」です。正解は一つではありません。使っている端末・ネット環境・検証のやり方で選ぶのが一番失敗しにくい選び方です。
デスクトップ版とOnline版の4つの違い
まず、デスクトップ版(FT5・FT6)と Online 版の違いを押さえておきます。
| 項目 | デスクトップ版(FT5・FT6) | Online 版 |
|---|---|---|
| 対応端末 | Windows | ブラウザ(Windows・Mac・スマホ) |
| ネット環境 | ダウンロードして使うので、ネットにつながっていなくても検証できる | 常にネット接続が必要 |
| 動作の軽さ | 手元の PC で処理するので動きがサクサク | 回線が不安定だと値動きの再生がガタつくことがある |
| データ | ライセンスとは別にヒストリカルデータを用意 | クラウド側のデータをそのまま使う |
ネット環境の違いは意外と効きます。外出先や回線の細い環境で検証するなら Online 版の手軽さが活きますが、自宅の Windows でじっくり回すなら、オフラインでも軽快に動くデスクトップ版に分があります。
状況別の選び方
| あなたの状況 | 向いている選択肢 | 理由 |
|---|---|---|
| まず無料で触ってみたい | Online 版の無料枠 | ブラウザですぐ試せる |
| Mac・スマホで検証したい | Online 版 | デスクトップ版は Windows 向け |
| 外出先や複数の端末で続けたい | Online 版 | ブラウザで動き、インストール不要 |
| Windows でじっくり検証したい | デスクトップ版の最新版(FT6) | 従来からの機能がそろっている |
| ネットが不安定な場所でも使いたい・動作の軽さを優先したい | デスクトップ版 | オフラインで動き、手元の PC で処理するので軽い |
| すでに FT5 を持っている | まず FT6 への移行条件を確認 | 旧ライセンス保有者が FT6 を無償で受け取れる実績がある |
| 新機能を早く使いたい | Online 版 | 2026年はほぼ毎月更新されている |

デスクトップ版は「ライセンス+データ」で考える
デスクトップ版は、ソフト本体のライセンスとヒストリカルデータを組み合わせて買う仕組みです。2026年10月時点の公式注文ページでは、基本のライセンスが149ドル、データを生涯使える構成で469ドルでした(どちらもセール中の価格)。データは月額・年額・買い切りから選べます。価格はセールなどで変わるので、購入前に必ず公式サイトで最新価格を確認してください。公式注文ページには、14日間の返金保証も記載されています。
デスクトップ版にも無料試用はありますが、使えるデータが1か月分、連続テストは1時間までで、保存もできません。あくまで操作感を確かめるためのものと考えてください。購入の流れと、機能・価格の詳細は次の2本にまとめています。
すでに FT5 を持っている人は、FT6 への移行手順を別記事にまとめています。
Online 版は「まず無料枠で相性を確かめる」
Online 版は、まず無料枠で操作感を確かめてから有料プランを検討する流れが自然です。有料プランの内容と価格は公式サイトで確認してください。
どちらを選んでも、同じ開発元が2006年から続けてきた検証ツールであることに変わりはありません。迷ったら、自分の端末と「どこで検証したいか」で決めてしまってかまいません。
フォレックステスターをおすすめする理由|まとめ
最後に、この記事のポイントをおさらいします。
- フォレックステスターは2006年から今も現役で、機能追加と修正が続いている
- フォレックステスターは2006年から提供され、デスクトップ版は6世代を重ねてきた
- 2024年に Online 版が始まり、Mac・スマホでも検証できるようになった
- Online 版は2026年の1〜10月で9回更新されており、開発は今も止まっていない
- 20年近く保守と開発が続いてきたからこそ、今の機能の充実と安定がある
- 2022年からは株式会社イードが正規日本代理店として窓口になっている
- FT5・FT6・Online 版は、端末と検証のやり方で選べばいい
検証ソフトは、買って終わりではなく何年も付き合う道具です。だからこそ、20年近くの歩みと毎月の更新実績があるフォレックステスターは、安心して長く使える選択肢だと言い切れます。
手法は人から教わるだけでは自分の型になりません。まずは気になる手法を過去チャートで確かめて、マネしてから自分に合うように微調整していく。その作業を支えてくれるのが検証ツールです。ぜひ自分でも過去チャートから分析したり検証したいという方は、私も使っているフォレックステスターをおすすめします。最新の価格や無料枠の内容は、公式サイトの日本語ページで確認してください。
関連検証
フォレックステスターの具体的な操作は、使い方のまとめ記事から辿れます。


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