こんにちは。
リアルトレードもいいけど過去検証で新しい手法を確立させるときもウキウキしてしまうピッピです。
前回まで分析してきたオシレーター系インジケーターのRSIを使って今回は過去検証をしようと思います。
分析記事を見てもらうと分かりますが、RSIの基準値超えをトリガーに逆張りエントリーするだけでも十分勝てそうな分析結果になってます。
あとは実際に動いているチャートでも本当に利益が出せるか、またトレード時のエントリー根拠やトレードルールを固めてトレード手法まで仕上げたいと思います。
RSIの分析内容が気になる方は参考に読んでみてください。
記事の目次
RSIの基準値超えでエントリーするトレード手法のエントリールール
トレード手法というほど難しいルールではありませんが、ちゃんと再現性のあるトレード検証をしていくために決める必要があります。
今回のエントリー根拠とエントリータイミング、後は利確目標と損切りのルールは次になります。
- RSIが買われすぎ売られすぎの基準値を超えていること。
- RSIが基準値を超えている状態で分かりやすいプライスアクションが確認できる、RSIが再度基準値内に戻ったタイミングでエントリーする。
- 損切りは直近でRSIが基準値を超えていた間の高値・安値。
- 利確目標は直近の押し安値か戻り高値。
それでは上記ルールを元に過去検証していきたいと思います。
RSIを使ったトレード手法の過去検証の基本設定
過去検証の設定値 | |
通貨ペア | GBPJPY(ポンド円) |
検証期間 | 2019年1月1日~2019年6月30日 |
主軸時間足 | 1時間足 |
普段だと過去検証期間は最低でも1年以上は行うんですが、今回はメインの時間足が1時間足ということもあって半年にしました。
1時間足であれば半年でも十分な計測値が出せると思います。
RSIの設定値 | |
期間 | 14 |
基準値(上限) | 70% |
基準値(下限) | 30% |
RSIを使ったトレード手法を過去検証した結果
いかがでしょうか?
分析時の勝率とほぼ同じ結果となり、想定していた通りRRがいいためトータルで利益が出ました。
これだけ分析時と過去検証でデータが同じになるということは“エントリールールや決済ルールがしっかりしたものである証拠”でもあります。
1時間足で期間は半年になるのでもう少しトレード回数は多いかなと思ってましたが、まぁ初回検証としては十分でしょう。
過去検証の統計データ | |
合計トレード | 28回 |
勝ちトレード | 12回 |
負けトレード | 16回 |
勝率 | 43% |
負け率 | 57% |
平均利益 | 1388.89ドル |
平均損失 | 622.24ドル |
総利益 | 6710.82ドル |
リスクリワード | 31:69(平均利益と平均損失から算出) |
少し見づらいかもですが実際の各トレード履歴もチャート画像で載せておきます。
RSIの基準値超えトレード手法の過去検証まとめ
今回は2019年1月からの半年で28回、前回記事の分析も含めると1年半分の分析、過去検証になるので“信用度は高い”と思います。
そしてこの検証結果なので間違いなく“RSIの基準値超えトレード手法は優位性がある”と言えます。
使っているトレード環境はMT4とデフォルトで入っているインジケーターのRSIのみで、トレード手法もシンプルで分かりやすいため“初心者の人から誰でも再現できる”ものになっているので、ぜひ皆さんもこのトレードルールでトレードしてみてください。
いきなり自分のお金を使うのが不安な場合は私のように過去検証ソフトなりを使って検証したのち実践で使うのがいいと思います。
ちょうど今はForexTesterがセール中にもなるのでタイミング的にもおすすめです。