RSIとMTF(マルチタイムフレーム)分析を組み合わせれば勝率は上がる

RSIとMTF(マルチタイムフレーム)分析を組み合わせればさらに勝率は上がる

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こんにちは、インジケーターのRSIにどっぷりハマり中のピッピです。

前回はRSIを使った基準値超え手法を過去検証し、しっかり分析時と同じ勝率になることを確認し、さらにRR(リスクリワード)の良さから利益が出ることまで検証できました。

この時点で“勝てる手法として確立している”のですが、個人的にもう少し勝率を上げられないかと思い前回の過去検証履歴を再度分析し、MTF(マルチタイムフレーム)分析との組み合わせなら勝率を上げられそうだと気づいたので今回紹介しようと思いました。

まずは前回の過去検証記事を読んでもらえると理解しやすいと思います。

RSIの基準値超えのみでトレードして勝てるよう過去検証でトレード手法を確立する

RSIの基準値超えのみでトレードして勝てるよう過去検証でトレード手法を確立する

2022年2月28日

それでは分析内容から新しいトレードルールまでぜひ参考にしてみてください。

過去検証結果に対して行う再分析のやり方

これは今回の手法だけの話ではありませんが、過去検証をしていい結果が出たとしてもそれで終わりではありません。

その検証結果を再分析することで、よりトレード手法の精度が上がり強い優位性へと繋がるのです。

また、再分析時に新たな気づきがあることもしょっちゅうなので、ぜひ皆さんも過去検証までで終わりではなく、再分析までしっかり行うことをオススメします。

それでは本題の再分析で行ったことを紹介します。

私が検証結果に対して行う再分析方法は、勝ったトレードだけをまとめて共通している値動きやパターンを見つけます。

次に負けトレードだけをまとめて同じように共通している値動きなどをまとめます。

最後に勝ちトレードでの共通パターンと負けトレードの共通パターンを見比べて、勝ちトレードにはあって負けトレードにはないパターン、または負けトレードにはあって勝ちトレードにはないパターンを洗い出すことで完了になります。

例えば勝ちトレードにしかないパターンがあった場合はそのパターンが出現した時はより強い優位性となりますし、負けトレードにしかないパターンが存在した場合はそのパターンが出現したらトレードを見送ることで負け率を下げられるということになります。

これは私だけかもしれませんが、基本的に“勝ちトレードを増やすというよりは負けトレードを減らすことで勝率を上げる”ことが多いです。

RSIの基準値超え手法にマルチタイムフレーム分析を組み合わせる

私が再分析から見つけたパターンは“上位足でどの価格帯にいるか”です。

例えば1時間足のRSIが売られすぎの基準値(30%)を下回ったタイミングが上位足(今回でいうと4時間足)の前回安値だったとしたらどうでしょう?

ただでさえ前回の安値や高値、分かりやすいプライスアクションなどが出た付近は反発が起こりやすい価格帯になるので、それに加えてオシレーターのRSIが基準値を超えてきたとなると当然反発する確率は上がりますよね?

もう少し分かりやすく実際の検証結果の中から当てはまるトレードを見てみましょう。

RSIが基準値超えしたタイミングが節目の価格帯なら反発率は高い

次の画像は3回目の勝ちトレードの1時間足と4時間足のチャート画像になります。

1時間足でも下ヒゲピンバーが出現しており、4時間足でも上昇トレンドの押し目と判断して良さそうな節目になっているのが分かります。

このようなタイミングでRSIが基準値を超えて来た場合は反発率が高いということです。

1時間足の上位足で見る前回高値や安値で基準値超えしても反発率は高い

他にも4回目、5回めの勝ちトレードの4時間足のチャート画像も載せておきます。

説明した通り、ただでさえ意識のされやすい前回高値や安値付近でRSIが基準値を超えた場合はローソク足で値動きを見ているトレーダーに含めRSIを見ているトレーダーもエントリーを始めるため、必然的に反発する確率が上がるというわけです。

RSIとMTF分析を組み合わせた場合のトレード履歴まとめ

それでは過去検証のトレード履歴全部に対して、MTF分析のルールを適用した場合にトレード結果はどうなるか見てみましょう。

ルール適用前ルール適用後
勝ちトレード回数12回6回
負けトレード回数16回5回
合計トレード回数28回11回
勝率42.9%54.5%

トレードルールを増やしたため全体のトレード回数は減っていますが、その中で負けトレードの方を減らすことができたので勝率が上がりました。

ちなみに元の勝ちトレードの内、ルール適用後も勝ててたと判断したトレードは、1,3,4,5,7,8回目のトレードで、ルール適用後でも負けていたと判断したトレードは、3,4,8,10,11回目のトレードになります。

参考になるよう勝ちトレードと負けトレードの4時間足のチャート画像も載せておきます。

赤丸数字を勝ちトレード、青丸数字を負けトレードに振っているので参考にしてみてください。

RSIの基準値超えトレード履歴_4時間足

RSIとMTF(マルチタイムフレーム)分析を組み合わせたトレード手法まとめ

いかがでしたでしょうか?

元々難しいトレードルールではないため誰でも再現できますし、今回ルールを追加したと言ってもやはり簡単だと思います。

しっかり分析でも過去検証でも利益の出る(勝てる)トレード手法にたった一つルールを追加するだけで、さらに勝率が上がるので利益も大きくなります。

最後に今回追加したルールも含めRSIの基準値超えトレード手法をまとめておきますので、ぜひ皆さんも参考にしてみてください。

RSIの基準値超えトレード手法のトレードルール
  • RSIが買われすぎ売られすぎの基準値を超えていること。
  • RSIが基準値を超えている状態で分かりやすいプライスアクションが確認できる、RSIが再度基準値内に戻ったタイミングでエントリーする。
  • 損切りは直近でRSIが基準値を超えていた間の高値・安値。
  • 利確目標は直近の押し安値か戻り高値。
  • RSIが基準値を超えても上位足で見て節目になりそうな価格帯でなければエントリーしない。

FXの過去検証はめんどくさい感じもありますが専用ソフトを使えば効率的に行えますし、今回のように再分析からさらなる優位性を探すこともできます。

勝ち続けてるトレードは必ず過去検証をおろそかにしていません。

みなさんも過去検証を効率的に行って勝ち続けられるトレーダーになってください。

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