FXや株などのチャートパターンはいくつもありますが、その中で今回はフラッグの値動きをした際にどのようにトレードすれば利益を得られるようになるかまでを確立させたので記事にしたいと思います。
トレード手法を確立させるまでの手順は他のチャートパターンやラインも同じで、考察→分析→過去検証の順になりますが、当然チャートパターンごとに値動きの意図や本質は違って来るので参考になると思います。
それでは考察部分からどうぞ。
記事の目次
分析から勝率の高いフラッグトレードルールにまで絞る
まずはどんな手法でも利益が出せそうか、また検証するに値するか分析しなければなりません。
今回で言えばチャートパターンで有名なフラッグの値動きについて分析しました。
また分析段階でその後の検証、実際にトレード手法にまで落とし込める手前くらいまではトレードルールとして決めなければなりません。
分析することがゴールではなく、その分析から見つけたトレードルールを元に検証まで行い、そこから算出された勝率を優位性として今後のトレードに活かして勝つことがゴールです。
私が実際に過去のFXデータからフラッグについて分析、トレードルールにまで落とし込んだ記事があるので、よければ参考してみてください。
基本的に4時間足、1時間足を基準にし、トレードルールは8つにまで調整することができています。
8つのトレードルールもチャートの形からだけでなく、値動きから根拠としたものもあるので参考になると思います。
分析から導き出したフラッグトレード手法を過去検証、勝率は?
ここでは分析段階で絞り込んだトレードルールを元に、実際の過去データを使って検証しています。
過去検証はその手法の勝率が分かるだけでなく、実際に動いている相場で自分のルールでトレードできるか、そのトレードルールに足りないことはないかなど分析だけでは見つからなかった多くの発見があります。
今回は2019年のデータを使って過去検証しましたが、自分のトレード時の悪いくせや主観が入ったチャートの見方をしていることなど良くない点がいくつか見つかりました。
他にも新たに値動きから見えてくる相場の動きなどもありました。
フラッグトレードの過去検証から改めて見つかった点などは次の記事の最後にまとめています。
2019年でのフラッグチャートパターンの出現回数や過去検証から算出できた勝率なども公開していますので、よければ参考にしてください。
FXチャートから“勝てるフラッグ”を分析して勝率55%を越える!
分析や過去検証は1回で終わりではありません。
期間によって値動きも違ってくるため、できるだけ多くの期間、回数のデータを分析、検証することがベストです。
ここまでにフラッグパターンを使ったトレードについて分析、過去検証まで一度行いました。
検証結果からリスクリワードはかなりよかったのでこのままのトレードルールでも利益を出していけると思いますが、個人的にもう少し勝率も上げられそうと感じたため、再度別の期間で分析し直しました。
これにより8つのトレードルールに新たに追加することで、より勝率を高められそうな分析結果が出ました。
移動平均線を1本使って4つのルールを追加するようにしました。
どういった経緯、根拠からトレードルールに追加しようと思ったか、移動平均線の設定値などまで詳細に公開しています。
これまでのフラッグトレードルールにこれらを追加してトレードするようにすれば誰でも利益が出せられるくらいの再現性があると思います。
一つ一つの分析内容まで細かく書いていますので、よければ参考にしてみてください。
フラッグを使ったトレード手法を確立するまでの流れ
私はひとつの手法を確立するまでに考察、分析、検証が必要だとはじめに説明したと思います。
例えば今回のフラッグの値動きについても、まずは“なぜフラッグのような値動きをするのか”を考察します。
そしてその考察が値動きとしておかしくないものであれば分析に入ります。
分析内容は人にもよると思いますが、私はトータルの出現回数、その中で利益の出せる回数、利益の出せる場合の必須条件、有効条件くらいまでを分析で見つけます。
後はこれらの条件を元に過去検証を行い、過去検証の結果を改めて分析し勝率やルールの修正点などを探りトレード手法まで落とし込んで行きます。
これらがトレード手法として確立させるまでの最低条件と考えます。
今回のフラッグを使った手法もこの手順に沿って見つけたルールになり、これが今後のトレードでの優位性になるとと思います。
フラッグはチャートパターンでは有名ですが、他のチャートパターンと比べると出現回数が少ないですがリスクリワードが大きいため、トータルで見ると大きな利益を取ることができる手法になったと思います。
今後も他のチャートパターンやライントレード、こられの組み合わせの手法を見つけ過去検証までを記事にして紹介していこうと思っています。
よければまた見に来てもらえると嬉しいです。