ForexTester5へのアップグレードから結構久しい投稿になってしまいましたが、明けましておめでとうございます(。˃ ᵕ ˂。)
2024年の初回記事はやっぱり新トレード手法でしょー( ー`дー´)キリッ
トレード手法はいくつ知ってても損はないですし、その手法が再現性高く勝率もいいものであれば全員に取ってオトクでしかないですからね。
今回の新トレード手法の特徴は次になります。
- 初心者さん含め誰でも簡単に再現できる。
- インジケーターやオシレーターのように算出した数値でなく、実際に確定したチャートパターンやローソク足で判断するため信用度が高い。
- 相場の中で強いレートが明確に分かるためリスクリワード(RR)の調整がし易い。
以上になります。
それではいきましょー
記事の目次
相場の流れを変えたレート帯の起点が一番強い
まずは分かりやすい例を作成したので見てください。
あきらかに強い買い勢がいることが分かるチャート例
画像の赤丸部分が今回の手法で狙っていくポイントになります。
チャート画像上でも説明していますが、値動きの流れ的に赤丸までの下落は安値2を更新して下降トレンド継続を狙った値動きだと判断できます。
にも関わらず、赤丸を起点にこれまでの下降トレンドが終わりました。
つまり赤丸の起点には〝下降トレンドを終わらせる何かがある〟ということです。
その何かはファンダメンタル的なことなのか、大口が狙っていたのかは分かりませんが、正直分からなくても問題ありません。
私達が知る必要があるのは〝相場の中であきらかに強いレート帯がどこか〟だけだからです。
誰がどう見ても下降トレンドだと分かる相場を『止めた』ことがポイントです。
それまでの相場の流れが分かりやすいということは、それだけ多くの相場参加者が同じ見方をしているはずなので、その流れを止めることの意味がさらに大きくなってきます。
大衆心理的に強いレート帯が分かるチャート例
もう一つだけ例を載せたいと思います。
今度は大きな流れの下降トレンド中に確認できる、下位足の上昇トレンドの相場の流れを止めた高値になります。
赤丸をつけた高値は下位足で明確な上昇トレンドを形成した流れを止め、そのまま上位足の下降トレンドを継続させた起点になるので強い売り勢が相場に参戦してきたことが分かります。
このようなレート帯に再度上昇で戻ってきた場合はだいたい反発の動きがあるので、そこを狙い撃つ手法になります。
実際のチャートから強いレート帯での反応を分析確認
それでは実際のチャートから先ほどの相場分析で判断したレート帯での値動きの反応を見てみましょー
過去チャート分析情報 | |
通過ペア | USDJPY(ドル円) |
分析期間 | 2015年1月~2015年12月 |
主軸時間足 | 1時間足 |
私のトレード頻度は基本デイトレードなので、主軸時間足を1時間足にしました。
1時間足だと分析期間が1年とかでも十分に機会があるので楽ですね(^-^)/
それでは分析チャートから少し抜粋して載せたいと思います。
丸印が分析から見つけた強いレート帯であろう箇所、黄色丸が相場が反発した場合か、そこまで届かず未確認の印になります。
青丸は反発せず抜けられた箇所になります。
赤ラインは反発が分かりやすいよう引いたラインで、〝テキストは強いレート帯になりゆる理由説明〟になるので、気になる方は読んでみてください。
これが分析期間全部ではありませんが、載せたものだけで算出しても次の通りになります。
強いレート帯総数 | 18箇所 |
反発未確認 | 3箇所 |
強いレート帯で反発 | 13箇所 |
強いレート帯未反発 | 2箇所 |
いかがでしょう。
デイトレーダーでも十分満足できる頻度ですし、相場の反応率は未確認を除いても7割もあります。
トレード手法の勝率としてはかなり高い方ではないでしょうか。
ただ現段階ではトレード手法のエントリー条件が決まっているだけに過ぎず、他に損切りと利確目標も決めなければいけません(=^_^=)
相場の強いレート帯トレード手法の損切り、利益確定の決め方
トレード手法として今後過去検証できるよう最後に損切りと利益確定価格の決め方をルールにしていきます。
損切りと利確目標が分かりやいよう先ほどのチャート画像に当てはめてみたので見てください。
損切りは強いと判断したレート帯の上下数pipsくらいでいいと思います。
個人的には10~20pipsもあれば十分かと思います。
利確目標は、〝強いと判断したレート帯の直近の高値、安値からの値幅分〟がいいかなと思います。
実際に過去検証したらもっと具体的なルールを追加できるかもしれませんが、現段階ではこのくらいかなと思います。
上に載せた参考チャート画像でいうと、薄ピングと薄紫と薄緑の円で囲んだ部分が利確目標の値幅になります。
参考例の薄紫のように、ルール通りに利確目標を設定すると利益幅があまり取れそうにない場合は、リスクリワードの観点からトレードを見送ってもいいと思います。
強いレート帯狙い撃ち手法の分析まとめ
ここまで記事を書きながらもずっと手法名を何にしようか考えてたんですが、やっといい感じの名前が思いついたので、これからはこの記事で説明した手法を『強いレート帯狙い撃ち手法』と呼ぶことに決めましたσ(*´∀`照)
ただチャートパターン的に見れば変形型ダブルトップ/ボトムやヘッド・アンド・ショルダーズではあるんですが、これらとの違いはエントリー条件にあるので、すでに自分の手法にダブルトップ/ボトムやヘッド・アンド・ショルダーズを使っている人であれば、まずはダブルトップ/ボトムなどのネックラインを基準にトレードをし、その後ここで紹介した強いレート帯で再トレードするのがいいかもしれませんね(o^-^o)
ちゃんと検証して自分的に優位性が確信できている手法であれば何個あってもいいですからね。
それでは最後に強いレート帯狙い撃ち手法のトレード条件をまとめて終わりにしたいと思います。
- これまでの相場の流れを止めた/変えた高値、安値を基準に狙っていく。
- トレンドの流れや各高値、安値が誰から見ても分かりやすい相場を狙う。
- エントリーは強いと判断したレート帯にもう一度価格が来た際にエントリー。
- 縁切りはエントリーしたレート帯から10~20pips。
- 利確目標は強いレート帯から直近の高値、安値。
- 利確目標から算出してリスクリワードが1:1以上でなければ見送る。
こんな感じでしょうか。
次回は『強いレート帯狙い撃ち手法』をForexTesterを使って実際に過去検証して記事にまとめようと思いますので、楽しみにしていてください(ゝω・)
検証ソフトのForexTesterについて、ダウンロード方法から月額無料にする方法まで別記事にもまとめてますので、よければ読んでみてください。
『強いレート帯狙い撃ち手法』の過去検証結果とまとめを記事にしました。