トレンドフォロー手法(押し目エントリー)を確立するまでの考察、分析、過去検証まとめ

トレンドフォロー手法(押し目エントリー)を確立するまでの考察、分析、過去検証まとめ

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今回の全体的な流れ(考察 → 分析 → 過去検証)は私がトレード手法を確率させる際に行う基本的な流れになるので、トレンドフォローに限らず他の手法を確立させたい場合にも参考になると思います。

今回はトレンドフォローの押し目エントリーを狙った手法を確立させるために行ったので、各手順での気づきやまとめを説明したいと思います。

【考察】大きな時間足の押し目を判断できる値動きについて

まず始めに行う考察部分についてですが、これは「行う」というより私の場合は「気づき」から入ることが多いです。

普段からFXトレードを行ったりチャートを見ている時に、ふと気になった値動きやチャートパターンがあった場合に、そこから“深堀りしていく”作業になります。

今回の場合は大きな時間足でトレンドが発生、継続している間にある押し目での値動きについて、一波で目線の転換があった場合の優位性について気になったので考察した流れになります。

実際に私が一波での目線の転換が押し目判断に使えそうか考察した内容は別の記事にまとめているので、よければ参考にしてみてください。

大きな時間足の押し目と判断できる値動きについて考察

大きな時間足の押し目を判断できる値動きについて考察

2021年6月19日

【分析】目線の転換がトレンドフォローの押し目判断に優位性があるのか

ここからは先程見つけた一波での目線の転換という値動きについて分析していく作業になります。

今回の場合はトレンド中にできた一波での目線の転換ついて過去チャートから分析しました。

分析する期間など明確に決めているわけではありませんが、10回以上はその値動きについて分析できるくらいは遡るようにはしています。

再現性のあるトレードルールにまで絞り込む

分析段階でこの後過去検証できるくらいまで値動きをルール化します。

私の行っている手順としては、まず対象の値動き(一波での目線の転換)を過去チャートから片っ端から見つけ、理想通りの箇所で対象の値動きをしているで判断します。

今回の場合だと、実際に大きな時間足のトレンドの押し目で一波での目線の転換が発生している箇所がどのくらいあるかを見る作業になります。

その後、それらの中で“理想通り押し目となった”箇所と“理想と違って押し目とならなかった”箇所に分け、お互いの共通ルールを探します。

あとは押し目と判断していいルールと、押し目と判断しては行けないルールを混合し、トータルで正しく押し目を判断できるルールまで絞り込む流れになります。

この際にマルチタイムフレーム分析も行い、より大きな足での環境認識や優位性も考慮したトレードルールにまで仕上げます。

実際にどのようにルール化し、どんな押し目判断ルールになったかは別記事にまとめていますので参考にしてください。

押し目判断として優位性のある目線の崩れをマルチタイムフレーム分析で見つける

押し目判断として優位性のある目線の崩れをマルチタイムフレーム分析で見つける

2021年7月11日
目線の転換がトレンドフォローの押し目判断に優位性があるか分析してみた

目線の転換がトレンドフォローの押し目判断に優位性があるか分析してみた

2021年6月25日

【検証】トレンドフォローの押し目判断にダウ目線崩れが使えるか過去検証

この段階まで来ると過去検証するためのトレード手法の明確なルールまで決まっていますので、後は実際に過去検証してみる作業になります。

ただ私も色々な手法で過去検証を行っていますが、やはり分析段階までで決めたルールだけでは手法は確立しないのが現実です。

今回のトレンドフォローの押し目判断もそうで、いくら分析時にトレードルールを明確に決めているつもりでも実際に動いているチャートでトレードしようとすると判断しきれない部分が多々出てきます。

だからこそしっかり過去検証まで行った結果から算出できる勝率と、勝ったトレードと負けたトレードから再度トレードルールの見直しが必要になるのです。

今回はトレンドフォローの押し目判断にダウ目線の一波での崩れは使えるという結果になりましたが、過去検証から追加することなったエントリー判断ルールなどもあります。

追加になったエントリー判断ルールや過去検証結果については別記事を参考にしてください。

トレンドフォローの押し目判断にダウ目線崩れが使えるか過去検証

トレンドフォローの押し目判断にダウ目線崩れが使えるか過去検証

2021年7月17日

トレンドフォロー手法の押し目エントリーを確立するまでの流れ

いつもそうですが一つのトレード手法を確立させるまでの考察、分析、過去検証の流れは本当に大切だと感じます。

確立させようとしている手法への気付きもそうですが、これらの作業をしていることで新たに気づける値動きであったり手法が見つかることもあります。

特に考察、分析段階ではチャートの見た目だけでなく、その時々の値動きから読み取れる他のトレーダーの心理までも考慮するため、日々のトレードスキル自体も向上できます。

トレンドフォロー手法はトレンドの押し目を狙っていく手法になるのでリスクリワード的にもかなり有利となり、実際過去検証でもリスクリワードは14:85という結果になっています。

一つのトレード手法を確立させるまでにはどうしてもこれだけの作業や日数がかかるので大変ではありますが、その分日々のトレードでの安心度が全然違います。

もちらんこれだけやっても負ける時もありますが、勝率からトータルで利益が出せることが分かっているのでメンタル的には楽です。

さらにトレンドフォロー手法はやり方によってはトレンド継続中の間ずっと追いかけることも可能なので、利益を伸ばしつつトレード回数を減らすこともできます。

みなさんもぜひ考察 → 分析 → 過去検証の流れでトレード手法を確立させていってください。

フラッグを使ったトレード手法を確立するまでの流れ

私はひとつの手法を確立するまでに考察、分析、検証の手順が必要だと考えています。

例えば今回のフラッグの値動きについても、まずは“なぜフラッグのような値動きをするのか”を考察します。
そしてその考察が値動きとしておかしくないものであれば分析に入ります。

分析内容は人にもよると思いますが、私はトータルの出現回数、その中で利益の出せる回数、利益の出せる場合の必須条件、有効条件くらいまでを分析で見つけます。

後はこれらの条件を元に過去検証を行い、過去検証の結果を改めて分析し勝率やルールの修正点などを探りトレード手法まで落とし込んで行きます。

これらがトレード手法にするまでの最低条件と考えます。

今回のフラッグを使った手法もこの手順に沿って見つけたルールになり、これが今後のトレードでの優位性だと思います。

フラッグはチャートパターンでは有名ですが、他のチャートパターンと比べると出現回数が少ないですがリスクリワードが大きいため、トータルで見ると大きな利益を取ることができる手法になったと思います。

今後も他のチャートパターンやライントレード、こられの組み合わせの手法を見つけ過去検証までを記事にして紹介していこうと思っています。

よければまた参考に見に来てくれると嬉しいです。